リニューアル - 2023.06.01
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素材の力 - 2021.03.16






椿好日さんが設計・施工で手がけた住宅を見学させてもらいました。
循環できる自然素材が持つ力は、人に安心感と心地よさを与えてくれる。
杉と桧 - 2021.01.08



製材した板の状態での判別はできても、山にある姿での判別は葉っぱを見ないと分からなかった杉と桧。最近ようやく樹皮をみて分かるようになりました。少しずつでも山の事も勉強していきたい。
皮 - 2020.12.22



檜皮葺きの庇にうっとり。しかも石置きでコケ生えときた。壁には杉皮(檜皮も混在)。友人宅の素敵な小屋の一部。
屋根 - 2018.05.08




戦国時代の建物が復元されている足助城。柿葺き(こけらぶき)石置き屋根、杉皮葺き屋根の素朴で力強い感じが魅力的すぎで大興奮。現代では雨漏れやメンテナンス上なかなか採用が難しそうな屋根だけど、物置小屋や庭門などの設計があれば挑戦してみたい。。。
古きもの - 2017.04.02
昔の建物。当時は普通の材料や仕様だったんだろうけど、時を経ると何ともいえない魅力が増す。今の普通ではこうはならないだろうな。。。





石膏ボード - 2015.01.28
建物の解体時に発生する廃石膏ボードの量は2009〜2013年の5年間で、約607,000tとこの30年で14倍に膨れ上がり、今後もどんどん増加していく見込みにあるらしい。なのに、業界のリサイクル目標(あくまで目標)は20%と低く<5年前のデータ>、処理の事は僕らの世代、そして次の世代へと託される現状。日本の家の寿命が25〜30年と言われているので、これからどんどん問題になってくるのでは。。。
早い!安い!が売りの石膏ボードを使わず、先の事まで考えた空間づくりをしていきたいものです。
写真は今後を心配するホカゲ(オカメインコ)。

合板 - 2014.03.01
空間を作る上でコスト的にも構造的にも今や欠かす事ができない存在の「
合板」や「
集成材」。これらは接着剤で固められているので、その接着力が低下すると強度はガタ落ちになります。フローリングの下に合板を貼っている古い家で、合板の劣化によって床がフワフワ、プカプカする現象をたまに見かけますが、その原因がまさにコレです。当時の接着剤の性能的な面もあるとはいえ、最近のものでも辿る道筋は同じだと思います。そんな「合板」や「集成材」を使いまくって建てる住宅が世の主流になってしまった日本。放射能問題でお馴染みの「直ちに健康に影響はない」状態と同じで、将来様々な問題が出てくるのだろう、、、と思うと心配でなりません。(そもそも2、30年で家を壊してしまう日本では問題にすらならないのかもですが、、)少しでもそれらに頼らないようなものづくりをしていきたいものです。

障子紙 - 2013.04.28
計画中の新築住宅の障子紙を選ぶ為、老舗の紙屋さんへ行って色々と話しを聞いてきました。
いま、多くの人達が使っている障子紙は、安いけれど埃が付き易く、メンテが出来なかったり薬剤で色を付けていたり、将来土に還ることができずゴミになってしまうものだけど、昔ながらの手漉きで楮 (こうぞ) から作ったものは、値段は高いけど埃が付きにくく、表情が豊かで経年変化を楽しむことができて、色褪せたりしても何度もメンテナンス可で土にも還る。。。と。
他にも、大量生産、大量消費の社会に対してのやりきれない想いまで沢山のことを聞く事ができ、おもしろすぎて時間が過ぎるのを忘れてしまった。。。


木の色の変化 - 2013.01.06
あけましておめでとうございます。
今年もじっくり丁寧なものづくりを心がけ、楽しく仕事ができればなぁと思っています。
さて、2年前から温めていた木の実験サンプル。もともと色あせていてオイルも塗っていなかった木ですが、同じ時を「屋内」と「屋外」別々の環境で過ごした結果、こんなにも違った成長を遂げました。屋内だと紫外線によって木の成分が変化して飴色になり、屋外では雨によってそれが流されてしまい表面がグレーになるという仕組みのようです。工業製品では出せない、天然素材ならではの味わいのある変化。




SPF - 2012.07.27
事務所に棚を増設しました。安くて手頃な無垢の板、SPF材はホームセンターで買えるのでDIYには重宝します。手前が1年ほど前に付けた棚で、奥が新品。日が当たらない場所でも1年経つとココまで色が変わって雰囲気が出ます。


住宅の外壁 - 2012.03.26
先週、横浜へ行った際に撮った神奈川県庁の外壁タイル。古そうな建物なのにボロっちくなく、重厚感があってなんだかかっこよかったなぁと思い帰ってから調べてみると、45年ほど前に坂倉準三さん (好き) が設計した建物でした。
タイルの建物は経年美化っぷりが最高なので大好きなんですが、高いので実務では殆ど採用できず憧れです。
話は変わって、現代住宅の外壁では「サイディング」がとにかく安いので圧倒的に採用されまくっています。5〜7年ごとの「ん十万円」のメンテナンスや、20年前後での劣化による「ん百万円」の全面貼り替えに結構なお金がかかってしまうのに。。。何度もメンテナンスを段取りするめんどくささまで考えてしまうと、ホントにそれで良かったの?と疑問を投げかけたくなります。最近の日本の住宅の平均寿命は25〜30年と聞いた事があります。多くの人達の「安物買いの銭失い」が招いた結果でしょうか。。。昔の人達のような感覚が蘇って欲しいものです。

木の扉 - 2012.03.18
木の扉の建物には魅力を感じますが、ここまでくっきりツートンになってしまうとちょっと微妙です。下の方に真鍮や銅(木と一緒に経年変化する)、ステンレスなどの金属カバーを予め付けておくか、深い庇を用意しておけばもっといい具合の年のとり方をしただろうに。。。と思いながら撮った1枚。家の人がちゃんとオイルでメンテナンスできれば例外ですが。。。

塗料 - 2012.01.16
壁などに塗る「塗料」には様々な種類のものがありますが、DIYではホームセンターで手軽に買える水性のものをよく使います。職人さん達が使う塗料と比べると値段は高いのですが、調達のしやすさと塗り易さが採用の理由。塗り易さに関しては、本当に驚くばかりで、ツルツル面相手でも全然へっちゃらで食いつきます。ただ、、、必ず樹脂が入っているので、無臭という表記があっても相当くさく、換気を怠ると間違いなく倒れます。
そこで、臭いを嫌って「100%天然の自然塗料」を使うことがあります。これだとフルーティーな香りで快適なので、作業しながら鼻歌が出ます。塗り面積に対しての値段も、ホームセンターのものとほぼ同額。ただ、、、壁などへの食いつきが悪いので、特にツルツル面などに対しては不向きだという欠点も。。。
結局、どっちがいいとかはないのですが、できるだけ鼻歌系を使いたいなと思ったりしています。
DIYのお手伝いをしていると、普段の業務では体験できないことが味わえておもしろい。


スチールラック - 2011.03.28
オフィス家具としてよく目にするスチールラック。実は、塗装前の状態はメチャ格好いいんです。このままでは錆びてしまい、商品にはならないようなんですが、無塗装ラックがヤレていく様子を見てみたい。。。



ヤレ缶 - 2011.02.15
トマトの缶づめの缶カンを、半年庭で雨ざらしにしてヤレヤレにし、ウォーターマッシュルームの鉢として使っています。缶カンの種類によっては全然変化しないものもあるのでヤレ缶づくりは意外と難しい。



鉄柵と門扉 - 2010.09.15
街を歩いていると、なんでもない小学校の鉄柵と門扉のヤレ感や緑の感じが気になってしまう。外構デザインをするときの参考資料にでもと。。。記録。



九州 その3 - 2010.04.10
大川での材木見学。ホワイトオークのいい材を探す事が目的だったのですが、人のいい社長さんは色々な話をしてくれました。
オークの仕入先であるアメリカ人経営者Gの話。別の海外仕入れ先の会社の近くにある湖の話。今に至るまでの様々な失敗談。
ホワイトオークはプロでも扱いが難しい材料のようでしたが、この社長さんなら安心できると実感。来たかいがありました。
他には、写真(左)の国産クルミの話から脱線した昭和40年代のTVの話。自慢の6軸搭載NCルーターの話。今は倉庫化しているが、昔は使っていた「低温除湿窯」の話。お金を払っても惜しくない、為になる話をたくさん聞かせて頂きとても有意義な見学会でした。材木のプロの知識は恐るべしです。







オーク勉強中 - 2010.03.26
ホワイトオークの写真です。一番左が乾燥状態のいい材で、右の2枚は乾燥が悪くオーク特有の表情である「斑 (フ)」の部分に割れが入ってしまった材。
職人さんの話によると、斑に割れがあると意匠的にはO.K.でも組んだあとに割れが走りやすく、特に椅子などの荷重のかかる家具に使う場合には構造的にN.G.だそうです。
「割れ」と聞くと単純に「木、本来の表情だしいいなぁ」と思っていましたが、それだけではダメ。割れの良し悪しを見極めれるようにならないと。。。
ついでにオークについて色々調べてみると、、、
ナラ(楢)の事をアメリカでは「オーク」という、、、くらいの知識しかなかったのですが、大きく「ホワイトオーク」と「レッドオーク」の2種類に分けられ、ナラ(楢)は前者の仲間になるようです。名前からの印象とは違い「ホワイト」の方が色が濃くて耐久性に優れるが、堅くて加工が難しく狂いも大きいので、使う時には要注意。
でも表情は「ホワイト」のほうが「レッド」よりワイルドでかっこいい。。。などなど他にも色々な特徴があり、もっと木それぞれの特徴を理解して適材適所に仕上選定をしないといけないなぁと実感しました。
そこで、来週「九州 2泊3日 家具・材木見学ツアー」を決行し、もう少し勉強してみようと思っています。
ついでにラーメンともつ鍋の見学も。。。





サンプル箱 - 2010.02.28
取手、ビス、コンセント、スイッチ、フックなどのサンプルが収納してある箱。どこにでもある箱だけど、「細かなアラレ組」好きには結構たまらない品。上にはジェルデの照明。ウチのはツヤ消しですが、最近は販売されてないので復活して欲しい。。。
※アラレ組:木同士を組み合わせる為の継手の事。



材木2 - 2009.12.21
先週、高山に続いて「材木屋さんツアー」第二弾を決行しました。今回も一緒に家具や雑貨づくりをしてる
katahaさんと一緒です。またまたいい出会いと発見があり収穫バッチリです。次回は3月に九州方面へ行く予定。




メキシコ 3 - 2009.02.20
メキシコにはヤレた扉がいっぱい。









看板 - 2009.01.27
パチンコ屋さんやファーストフード店などの巨大看板が街に溢れてる中で、こういう看板を見つけると「オオッ」と思ってついその店を覗いてしまう。業種にもよるんだろうけど、大きけりゃいいってもんじゃないんだよなー。





茶筒 - 2009.01.17
開花堂の銅の茶筒を買いました。ピッカピカのこの茶筒が、どれくらい育つと十円玉のような濃ゆい色になっていくのか。。。





2008.12.20
1年前につくったスタジオを訪問すると、壁に張った三河杉の色の変わり様にびっくり。一番左の写真がbefore。張った当時は赤身と白太の違いが強烈で癖のある感じだったのが、今ではすごくイイ感じで全体的に色が濃くなり馴染んでいます。これだから変化する素材は面白い。真鍮の把手もいい具合にヤレてきて壁との相性バッチリでした。







2008.12.11
鎌倉の江ノ電。ヤレ感がたまらないのと、床が板張りなのと、線路脇にフェンスがないのがスゴイ!3枚目の写真の店なんかは、線路をわたらないと行けないところに入口が。事故とかないんかな?







2008.12.04
事務所の襖の模様替えをする為に、名古屋の大須にある「からかみ屋」という老舗ふすま紙屋さんへ行ってきました。襖の模様替えは初体験です。紙の種類や色、機能や価格など選択肢が膨大なのと、お店の人の熱いトークもあってか決めるのに1時間くらいかかりました。わずか3千円程度のものだったのに「ふすま紙の選び方」を1から教えてくれたお店の人には感謝です。あと、置いてあった「そろばん」がなんとも味でした。





2008.11.20
仲のいい家具職人さんの道具を公開。鉋だけでも何種類も持っていて、刃や台の設定を変えて色々と使い分けているらしい。その日の気温や湿度によっても設定を微調整するらしく、奥が深すぎて話についていくのがやっとな世界。尊敬です。その他の写真は取付中の「特注の木サッシ」。天気がいいのもあってすごく良く見えます。やっぱりサッシは「木サッシ」だなぁ。図面書くのが大変ですが。。。





2008.06.24
「左」が制作中のチェリー無垢材 (オイル仕上前)。「右」が4〜5年後。この変わりっぷりはすごい。

2008.06.10
東京の「white cube」というお店に行った時にあったスツール。普通の形だけど、座面が合板ではなく無垢だし、足の塗装の色がいい雰囲気。聞くとイギリス製のアンティークらしく、店の人と話し込むうちに欲しくなり購入。なんかこういう買い物は楽しい。

2008.05.21
店などで大きな缶を見かけるといつも欲しくなります。けど、置く場所もないので我慢して買わずにいたが、右の写真のものをついに購入。傘立て、ゴミ箱、鉢など、色々使えて便利なアイテム。

2008.05.02
街歩きをして家具や雑貨を見たていたら、1日に4台もの三輪車に出くわしました。(右から2枚目は三輪ではないけど。)我が家には置いておく場所がないので購入はしませんでしたが、相当欲しいアイテム達です。br>

2008.03.28
チェリー材。
最初はちょっと赤みがある明るい色の材なのに、日に当たり時間が経つと「グーン」と深く濃い色に変わっていきます。写真の椅子で4,5年もの。シブかっこいい。

2008.03.13
外壁を「リシン吹付仕上」にした建物が経年変化した様子にすごく惹かれます。
※リシン吹付仕上→塗料に砂等を混ぜて吹付けた仕上。
「サイディング」などの工業製品では「こうはならない」というなんとも言えない味わいが。

2008.02.22
古いドアやドアノブが好きで、いい感じのものを見つけるとつい興奮して写真を撮ってしまいます。最近、特にしびれたのは「白い框のガラスドア(右2つの写真)」。ノブの上には「ひく」と手書きで書かれた文字。しかも、鉛筆 !? この「ゆる〜い感じ」がたまらない。

2008.01.23
我が家の一人掛ソファ(の代わり)。「イームズのアームシェル」に、雑貨屋さんで見つけた「くたくたになって味がでまくった革のクッション」を合わせて使っています。クッションが大き過ぎてちょっと不恰好なのがたまらなく、座り心地もいいのでココに座ると離れられません。

2008.01.16
長浜(滋賀)の「季の雲」というお店で「赤い板」を購入しました。何という訳でもなく、ただの塗装された「赤い板」なのですが、飾るとなんともいい雰囲気。実はこれ、値札のない展示品をお店の人にお願いして譲ってもらいました。お店の人の手作り品だったようで。。。ムラ感、ラフ感が絶妙で、アート作品みたいでお気に入り。
