雑居ビルのワンフロアで、閉店後長く使われていなかったカラオケボックスを住宅へと改装。奥に細長い間取りなので、採光と通風を考慮し廊下を利用して回遊性を持たせるプランとしました。
一見無駄が多いようにも思えますが、通気もよくアクセスしやすい家事動線はお施主さんご家族に好評で「暮らしやすい」との声を何度も伺っているほど。ご要望であった「シンプルだけど簡素な装飾を加えたクラシックなデザイン」を反映しつつ、「猫と共に暮らす」ための工夫も各所に散りばめられています。
内装には木やシラス壁などの自然素材、暖房にはセントラルヒーティングを採用した一年を通して居心地のよい住宅です。